2014年 05月 25日
ギフ集落戦争レポート#5 |
ギフ集落戦争レポート#5
このレポートは、ゾックスエレクトロニクス社長ゾックスが“現存する史料(こちらは野良狩り側の視点で書かれている事が多い)”及び“ギフ集落戦争を生き延びたギフ集落側神姫からの伝聞”を元に戦争の推移を追っていき書き記したものである。
●反転攻勢
死を呼ぶ巨竜『デスザウラー』。集落が戦術的・戦略的両面での勝利を得ることができたのはコレの存在が非常に大きい。
デスザウラーのコアパーツ(コアパーツは神姫でいうCSCに相当するパーツ。神姫と共に生きる1/72ゾイドはパイロットに搭乗されることはなく、神姫と同様に自律行動をする。神姫の戦闘のお供とされたり、ペットとして『飼育』されることも少なくない)の購入に成功していた集落側は、全精力をあげてデスザウラーのボディを“建造”していたのだ。
ギリギリの所で建造に成功、完成してしまえば後は命令を下すのみ。
『蹂躙せよ』
M1エイブラムスすら歯がたたぬ超巨大竜。脚で踏み潰され、もしくは長く強靭な尾に跳ね飛ばされ、あるいは搭載火器に蹴散らされた。
3体の用意があったサイコガンダムだが、これもあえなく撃破された。
1/144サイコガンダムは35cm、対して1/72デスザウラーは42cm。どちらも神姫と比較すると非常に大きいが、パワー・装甲共にデスザウラーが上回る。
サイコガンダムの各種メガ粒子兵装はデスザウラーの装甲に多少の溶解跡をつけるに留まり、逆にデスザウラーの尻尾撃ちで体を真っ二つに叩き割られてしまったのだ。
続いてマッドサンダーが投入された。荷電粒子砲を放つも弾かれてしまう。突進してくるマッドサンダー、しかしデスザウラーはマッドサンダに向かって駆けていくと思いきやすれちがい様に飛び越して背後に回った!急には止まれないマッドサンダー、空中で体勢を入れ替えたデスザウラーは再び荷電粒子法を放つ。
1発目は出力を抑えたブラフ、1発目で使わず取っておいた荷電粒子と走ってる間に溜めた荷電粒子を併せた十全の威力を持った荷電粒子砲が放たれた。マッドサンダーは方向転換が間に合わず、体の側面で受ける形になり・・・・あえなく蒸発。
こうなってしまったらもうデスザウラーをとめられる者は何一つとして無かった。
数々の神姫や自律兵器がデスザウラーに挑んだものの、全てが敗北した。
襲撃側はデスザウラーに気が動転し、気を取られ、そちらに戦力を集中させすぎた。マスター達は不在、ごく少数の神姫のみが基地の留守を守っていた。
そこに乗り込んできたT-34。手練の集落側神姫達が乗り込んできたのだ。数は防衛側が僅かに上回っていたが、錬度が違いすぎた。最後はお粗末であっけない最後だった。
かくして基地が制圧され、集落側神姫達の残留兵力の大半は荷物を纏めて引越し先へ逃走。
T-34に乗って基地へ乗り込んだ1部の神姫達及びデスザウラーは、彼女らとは別方向へ逃走した。
襲撃側のマスターは大慌てで神姫や兵器の回収へ赴き、各々回収もしくは放置して撤収した。
以上がギフ集落戦争の一部始終である。
襲撃側は多大な犠牲を支払った上で得るものは全く無かった。
集落側は住処を追われたものの、結果的に人的被害は最小限に留まった。様々なものを持ち帰ることにも成功し、可搬式水力発電装置も回収した上で引越し先に再設置に成功した。
神姫の裏社会は一時停電に見舞われたものの、しばらくは人間の発電から電気を横取り。戦争終結と電力供給再開に伴って再び電力の自給を始めた。
~~~~~
以上、ざっくり+やっつけな最終回でした。
このレポートは、ゾックスエレクトロニクス社長ゾックスが“現存する史料(こちらは野良狩り側の視点で書かれている事が多い)”及び“ギフ集落戦争を生き延びたギフ集落側神姫からの伝聞”を元に戦争の推移を追っていき書き記したものである。
●反転攻勢
死を呼ぶ巨竜『デスザウラー』。集落が戦術的・戦略的両面での勝利を得ることができたのはコレの存在が非常に大きい。
デスザウラーのコアパーツ(コアパーツは神姫でいうCSCに相当するパーツ。神姫と共に生きる1/72ゾイドはパイロットに搭乗されることはなく、神姫と同様に自律行動をする。神姫の戦闘のお供とされたり、ペットとして『飼育』されることも少なくない)の購入に成功していた集落側は、全精力をあげてデスザウラーのボディを“建造”していたのだ。
ギリギリの所で建造に成功、完成してしまえば後は命令を下すのみ。
『蹂躙せよ』
M1エイブラムスすら歯がたたぬ超巨大竜。脚で踏み潰され、もしくは長く強靭な尾に跳ね飛ばされ、あるいは搭載火器に蹴散らされた。
3体の用意があったサイコガンダムだが、これもあえなく撃破された。
1/144サイコガンダムは35cm、対して1/72デスザウラーは42cm。どちらも神姫と比較すると非常に大きいが、パワー・装甲共にデスザウラーが上回る。
サイコガンダムの各種メガ粒子兵装はデスザウラーの装甲に多少の溶解跡をつけるに留まり、逆にデスザウラーの尻尾撃ちで体を真っ二つに叩き割られてしまったのだ。
続いてマッドサンダーが投入された。荷電粒子砲を放つも弾かれてしまう。突進してくるマッドサンダー、しかしデスザウラーはマッドサンダに向かって駆けていくと思いきやすれちがい様に飛び越して背後に回った!急には止まれないマッドサンダー、空中で体勢を入れ替えたデスザウラーは再び荷電粒子法を放つ。
1発目は出力を抑えたブラフ、1発目で使わず取っておいた荷電粒子と走ってる間に溜めた荷電粒子を併せた十全の威力を持った荷電粒子砲が放たれた。マッドサンダーは方向転換が間に合わず、体の側面で受ける形になり・・・・あえなく蒸発。
こうなってしまったらもうデスザウラーをとめられる者は何一つとして無かった。
数々の神姫や自律兵器がデスザウラーに挑んだものの、全てが敗北した。
襲撃側はデスザウラーに気が動転し、気を取られ、そちらに戦力を集中させすぎた。マスター達は不在、ごく少数の神姫のみが基地の留守を守っていた。
そこに乗り込んできたT-34。手練の集落側神姫達が乗り込んできたのだ。数は防衛側が僅かに上回っていたが、錬度が違いすぎた。最後はお粗末であっけない最後だった。
かくして基地が制圧され、集落側神姫達の残留兵力の大半は荷物を纏めて引越し先へ逃走。
T-34に乗って基地へ乗り込んだ1部の神姫達及びデスザウラーは、彼女らとは別方向へ逃走した。
襲撃側のマスターは大慌てで神姫や兵器の回収へ赴き、各々回収もしくは放置して撤収した。
以上がギフ集落戦争の一部始終である。
襲撃側は多大な犠牲を支払った上で得るものは全く無かった。
集落側は住処を追われたものの、結果的に人的被害は最小限に留まった。様々なものを持ち帰ることにも成功し、可搬式水力発電装置も回収した上で引越し先に再設置に成功した。
神姫の裏社会は一時停電に見舞われたものの、しばらくは人間の発電から電気を横取り。戦争終結と電力供給再開に伴って再び電力の自給を始めた。
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以上、ざっくり+やっつけな最終回でした。
by zox_godprincess
| 2014-05-25 21:19